「獅子舞」 獅子役と尾取役の二人によって舞われるが、太神楽の獅子のように二人立ではない。 尾取役は切顎の翁面をつけ、獅子と同じ青地に白の染抜模様の襦袢に裁着を穿き、右手に神楽鈴を持ち、左手で獅子の尻尾をつかむ。獅子は太神楽の獅子頭と同類のものを被り膝をついて四つ這いとなる。 舞はゆっくりと東角に進んだ獅子が頭を上げて二度歯打ちをするという簡単なもので、この所作を四角で繰返す。これらの舞は、大太鼓、笛の奉奏に合わせて演じられる。 [閉じる]