「巫女舞」
巫女舞

 天細女命の古より妙齢の女によって奉奏されるのが常であったが、ここの舞手は男である。装束は長髪を束ねた鬘に天冠を被り、女面(現在使用しているのは男面である)をつけ、千早に緋袴を穿き、両手に神楽鈴を持つ。
 舞は右足を出し左足を送りながら、両手を上から左右に廻し胸のあたりから二回振り降して鈴を鳴らす。この動作を繰返しながら東西南北と四角を斜向いに舞う。

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